資格

基本情報技術者試験の難易度ってどれくらいなの?合格率とあわせて徹底解説

2021年6月18日

「基本情報技術者試験はITエンジニアにとって登竜門」と聞いたことがあるけれど、実際どれくらい難しいの?合格率や資格を取得するために必要な勉強時間についても知りたいです!
悩んでいる人

 

本記事では、基本情報技術者試験難易度から合格するための勉強方法まで詳しく解説していきます。

 

「試験に受かるにはどのくらい勉強する必要があるの?」「近年の合格率はどれくらいなのか」といった基本情報技術者試験に関わる疑問などについてお答えしますよ。

 

それでは早速、見てきましょう!

 

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基本情報技術者の難易度はどれくらいなのか

 

基本情報技術者試験の難易度は、IPA(情報処理推進機構)が実施する情報処理技術者試験のレベル1から4の中でレベル2に位置しています。

 

ちなみにITパスポート試験の難易度がレベル1「ITを利用する人」。それに対して基本情報技術者試験は、レベル2「情報処理技術者」となっています。

 

基本情報技術者試験の位置づけとしては基礎レベルですが、ITパスポート試験の合格率が平均40%〜60%に対して、基本情報技術者試験の合格率は平均20%〜30%と約半分ほど。

 

この合格率の低さから「基本情報技術者試験 難しすぎ」という印象を受験者に与えています。
キクチ

 

▼こちらの記事もおすすめ

【何が違うの?】ITパスポート試験と基本情報技術者試験の違いを解説

 

簿記2級との難易度比較

 

人気資格である簿記2級と比較するとどうでしょうか。

 

簿記2級の合格率は平均20%〜30%となっており、基本情報技術者試験と同じぐらいの合格率です。

 

単純に合格率からみると、簿記2級と基本情報技術者試験の難易度は同じと言えますね。
キクチ

 

ただ、資格の偏差値で見ると難易度に差が出ます。

 

資格の偏差値

  • 基本情報技術者試験:偏差値49
  • ITパスポート試験:偏差値45
  • 簿記2級:偏差値54

 

偏差値からみると、簿記2級は基本情報技術者試験よりも難しいといえます

 

基本情報技術者試験の合格率について

 

試験の合格率と受験者数の過去8回の推移を以下の表にまとめました。

 

▼基本情報技術者試験の受験者と合格率の推移

合格率受験者数
R1年秋28.5%66,870人
H31年春22.2%54,686人
H30年秋22.9%60,004人
H30年春28.9%51,377人
H29年秋21.8%56,377人
H29年春22.5%48,875人
H28年秋23.6%55,815人
H28年春30.4%44,184人

 

受験者数・合格率ともに開催回によって変動しますが、毎回5万人近くの方が受験し、合格率は20%~30%と難関資格と言えるでしょう

 

ちなみに令和1年秋の高校生に限った合格率は17.6%で、基本情報技術者試験の難しさがあらわれる数値となっています。
キクチ

 

基本情報技術者試験はどんな人が受験するのか

 

受験者の約7割を占めているのが、社会人です

 

そのうち約半分がIT系の業種で、企業の新入社員研修として受験させられたり、取得すると資格手当がもらえるなどの理由で受験しています。
キクチ

 

残り3割は学生です特に情報系の専門学校では取得が推奨されており、カリキュラムに組み込まれている場合もあります。

 

合格していると就職に有利であるため、学生のうちに受験する人が多いようです。

 

試験の合格点

 

基本情報技術者試験は、午前・午後試験のどちらも100点満点中60点以上で合格です。

 

午前試験は、問題数80問で配点は各1.25点。64問以上正解で合格です。
キクチ

 

午後試験については各問題の配点は公表されていませんが、大問6~11が配点の高くなっています。

 

▼詳しい試験内容や範囲についてはこちらの記事を参考に

基本情報技術者ってどんな資格なの?試験内容から勉強法を徹底解説!

 

基本情報技術者試験に合格するメリット

 

基本情報技術者試験に合格すると得られるメリットは、以下の通り。

 

基本情報技術者試験に合格するメリット

  • 就職に有利
    →ITに対する基礎知識を証明できるため、IT系企業へ就職する際に有利。
  • 資格手当がもらえる
    →資格手当や試験に合格すると一時手当を支給してくれる企業もあります。

 

IT企業に就職したい、または既に働いている方にとって取得するメリットが大きい資格といえるでしょう。

 

試験合格に必要な勉強時間

 

基本情報技術者試験を合格するための勉強時間は、受験者のIT知識量に応じて違います。

 

基本情報技術者試験を合格するための勉強時間

  • 全く知識がない人200時間
  • 情報系の専門学生やIT企業の社員50時間

 

この時間数はあくまでも目安ですので、自身の知識量に応じて時間数が増減すると考えておきましょう。

 

基本情報技術者試験に合格するための勉強方法

 

試験に合格するための勉強方法について、午前・午後試験に分けて解説しています。

 

午前試験の対策方法

 

以下の通りです。

 

午前試験の対策方法

  1. 参考書を一読し、重要なところはマーカーを引く
  2. 参考書の練習問題を正解するまで繰り返し解いていく

 

午前試験は、過去問からの出題率が7割と高い特徴を持っています。

 

そのため、ひたすら過去問を解いて満点に近い正答率になるまで繰り返しましょう。

 

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午後試験の対策方法

 

午前試験と違い午後試験のアルゴリズムやプログラム問題は、過去問から同じ問題や類題が出題されることはありません

 

しかし午前試験と同様に過去問をこなすことにより、問題に慣れることができます。

 

こちらも過去問を何度もこなして本番に備えましょう。
キクチ

 

注意ポイント

試験に落ちる人の特徴はテキストを読んだだけで満足して問題を解かない過去問を解いても間違ったところをやり直さない人です。繰り返し問題を解いて頭にしみこませましょう。

 

▼こちらの記事もおすすめ

【2021年版】 基本情報技術者午後試験にオススメな参考書8冊を厳選

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まとめ

 

今回は、基本情報技術者試験難易度から合格するための勉強方法について解説していきました。

 

基本情報技術者試験はIT初心者には難易度が高く、勉強時間もかかりますが、合格するとIT企業への就職に有利になるなどといったメリットがありました。

 

勉強法としては何度も過去問を繰り返し解くことによって、実力がついてきます。

 

興味をもったら参考書を買ってぜひ勉強し、試験合格に向けて頑張ってみてください。
キクチ

 

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以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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