

こういった疑問について、お答えしていきます。
本記事を書いている筆者について
この記事を書いているKikuchiは、令和元年10月に通っていた岩手大学理工学部を入学から1年半で中退し、放送大学へ編入しました。
現在は、生活と福祉コースに所属し学士修得を目指して勉強しながら、ブログを書いています。
一般的な通学制大学に通う学生は、学費が高いので国立・私立問わずに奨学金を借りて授業料などを支払っている方が多いです。

そこで今回は、放送大学で借りることが出来る奨学金について詳しく解説していきます。
合わせて、放送大学より学費が安くて卒業できる通信制大学についても解説していくので、「とにかく、学費を安く済ませたい!」という方は、参考にしてみて下さい。
それでは、詳しく解説していきます。
目次
放送大学で借りることが出来るオススメな2つの奨学金
放送大学が借りられる奨学金は、大きく分けて2つあります。
放送大学で借りられる奨学金
・日本学生支援機
・北野生涯教育振興会
その他にも、住んでいる都道府県・市区町村や民間の団体ごとにもらえる奨学金がありますが、本記事では上の2つの奨学金について詳しく解説していきます。
日本学生支援機構(教養学部 全科履修生)
奨学金といったら日本学生支援機構(JASSO)から借りている人が多いと思います。放送大学といった通信制大学に通っていても、借りることは可能です。
借りられる奨学金の金額(参考:放送大学 奨学金制度について)
・第一種(無利子)→88,000円(年1回のみ)
・第二種(有利子)→20,000円~120,000円から選択(年1回のみ)
借りられる学生である2つの条件
①:全科履修生であること
②:申請学期に面接授業の履修・授業への出席が必須
→1学期は6月上旬、2学期は12月上旬までに履修
年1回しか借りることが出来ませんが、毎年申請さえすれば借りることができます。

ただしいつでも申請すれば借りれるわけではなく、毎年4月・10月の募集時期を逃すと借りることは出来ないので、注意しましょう。
日本学生支援機構(大学院)
日本学生支援機構では、大学院の方でも奨学金を借りることが出来ます。
借りられる奨学金の金額(参考:放送大学 奨学金制度について)
修士課程 | 博士後期課程 | |
第一種(無利子) | 50,000円 or 88,000円(月額) | 80,000円 or 122,000円(月額) |
第二種(有利子) | 50,000円~150,000円から選択(月額) | 50,000円~150,000円から選択(月額) |
借りられる学生である2つの条件
①:修士全科生か博士全科生であること
②:申請学期に研究指導の履修と出席が必須
各課程の標準的な終業年限まで、継続申請することが可能となっています。

北野生涯教育振興会
こちらは民間団体の奨学金ですが、返還の必要がない「給付型奨学金」となっています。
借りられる奨学金の金額(参考:放送大学 奨学金制度について)
・選科履修生と修士選科生→70,000円(1回限り)
・修士履修生→200,000円(2年間)
借りられる学生である3つの条件
①:選科履修生、修士選科生、修士履修生、どれかの学生である(4月入学のみ)
②:30歳以上 or 仕事についていて、実務経験5年以上の方
③:第1学期末に「状況報告書」、第2学期末に1年で学習したことの「論文」を提出
借りられる条件が日本学生支援機構より若干多いですが、特別に厳しい条件ではありません。なので、結構お得だと個人的には思います。

放送大学より学費が安い通信制大学

続いて、放送大学より学費が安く卒業することができる通信制大学について、紹介していきます。
放送大学より学費が安い通信制大学
・近畿大学 通信教育部
・日本大学 通信教育部
下で詳しく解説していきます。
近畿大学 通信教育部
近畿大学 通信教育部には、法学部法律学科と短期大学部商経科の2つ学部・学科があります。
卒業するまでに最低でかかる学費
・法学部法律学科→1年次入学:約69万円
・短期大学部商経科→1年次入学:約36万円
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日本大学 通信教育部
日本大学 通信教育部は、法学部・文理学部・経済学部・商学部の4学部があります。

卒業するまでに最低でかかる学費
正科生・1年次入学→約64万円
正科生・2年次編入学→約48万円
正科生・3年次編入学→約34万円
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まとめ:奨学金は返済できる範囲でよく考えてから借りよう

今回は、「放送大学で借りられる奨学金」と「学費が安い通信制大学」をテーマに解説していきました。
奨学金は、全ての学費を自分で払うことが難しい学生さんにとっては非常にありがたいものです。
一方で給付型を除いた多くの奨学金は、卒業したら全額返さなければなりません。
つまり私たち学生は、奨学金という名の借金をしているのです。
なので奨学金を借りる際は、自分が返せる範囲でよく考えてから借りるようにしましょう。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。