こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
・放送大学の卒業研究について
・卒業研究を受けたい人が読んでおくべき3冊の本とは?
本記事を書いている筆者について
現在は、生活と福祉コースに所属し学士修得を目指して勉強しながら、ブログを書いています。
今回は、放送大学の卒業研究について解説していきます。
「放送大学の卒業研究って何をするのか」「卒業研究だから必ず受けないといけないの?」など、このような疑問についても記事の中で解説していく予定です。
それでは早速、解説していきます。
放送大学の卒業研究について
まず、放送大学の卒業研究について以下のポイントで解説していきます。
放送大学の卒業研究について
・その①:卒業研究ではどんなことを研究するのか?
・その②:卒業研究の単位数・成績評価・授業料について
・その③:卒業研究を履修する条件
その①:卒業研究ではどんなことを研究するのか?
結論から言うと、「個人の自由」です。つまり、どんなことを研究しても基本的にはOKということ。
放送大学の卒業研究は、テーマを自分で決めて教員から指導を受けながら研究を進めていくのです。
卒業研究の主な流れは、以下のようになっております。
卒業研究の流れ
6月 所属する学習センターで「卒業研究履修の手引」をもらう
7月 卒業研究ガイダンスの開催(※)
8月 どんなことを研究するか「卒業研究申請書」の提出
→研究テーマや研究計画などを書きます。
11月 卒業研究が履修可能 or 履修不可能が通知が来る
(年越し)
4月 卒業研究スタート
11月 「卒業研究報告書」を提出する
12月 面接審査
→卒業研究を教員の前で発表する
(年越し)
2月 成績通知
以上のような流れとなっています。放送大学の卒業研究は、準備を含めて1年以上かかることになります。
※卒業研究ガイダンスでは、卒業研究の流れや卒業研究を終えた先輩方の話を聞くことが出来ます。ただし、2020年度は新型コロナウイルスによる影響で開催が中止となりました。
卒業研究を履修するまでには、「卒業研究申請書」の提出が必要となってきます。この申請に合格しないと卒業研究を履修することが出来ないので、注意が必要です。
なので、「卒業研究を履修したいな…」と考えている方は、”どんなテーマで研究したいか”を軽くでいいので考えておきましょう。
その②:卒業研究の単位数・成績評価・授業料について
卒業研究の単位
・所属するコースの専門科目として6単位を認定
・6単位のうち、3単位を放送授業、3単位を面接授業として認定
成績評価
Ⓐ:100点~90点、A:89点~80点、B:79点~70点、C:69点~60点、D:59点~50点、E:49点~0点。C以上で合格、単位が認定されます。
卒業研究の授業料
放送大学の授業料が1単位あたり5,500円×6単位=33,000円
なお卒業研究とありますが、「卒業を目指す学生は必ず履修しなさい!」というわけではありません。
その③:卒業研究を履修する条件
放送大学の卒業研究を履修するのには、以下の条件を満たす必要があります。
卒業研究の履修条件
・全科履修生として2年以上在学し、62単位を修得(休学・停学期間を除く)
なお、放送大学へ3年次編入したものは2年在学、2年次編入者は1年在学したことになります。
卒業研究を受けたい人が読んでおくべき3冊の本
放送大学で卒業研究をする際に、「卒業論文を初めて書くから不安…」「どのように論文を書くべきなの?」と思っている方も多いはず。
そこで、卒業研究の論文を書く上で参考にしてほしい本をまとめてみました。
卒業研究やレポートを書く上で参考になる本
①:日本語リテラシー
②:まんがでわかる 理科系の作文技術
③:レポートの組み立て方
下で、それぞれの本の特徴について解説していきます。
①:日本語リテラシー
日本語リテラシーは、放送大学の基盤科目。放大生ならば履修したことある人が多いのではないでしょうか?
テキストでは、基本的な日本語の基礎的な知識や使い方からレポート課題へどう取り組んでいくのかについて、詳しく解説しています。
「そもそも論文というのはどういう形式で書けばいいんだろう?」「レポート課題の資料集めってどうやるの?」など、論文やレポートを書く上で基礎的な流れを学べます。
初めて論文やレポート課題を取り組む方にとって、オススメな一冊となっています。
②:まんがでわかる 理科系の作文技術
100万部を超える大ベストセラーの新書『理科系の作文技術』の内容を漫画で、わかりやすく表現しています。
論文やレポートなどを書く上で大切な基本的な文章の考え方から書き方のコツを、基礎から学べるのが本書の特徴です。
レポートや論文をどのように書けばいいのかわからない人や、文章のスキルをアップしたい人にオススメな本です。
③:レポートの組み立て方
先程紹介した『理科系の作文技術』の著者である木下是雄さんが書いた本です。
こちらの書籍では、「レポート」に注目してレポートの組み立て方や書き方を丁寧に解説しています。
実際に書かれたレポートを参考にわかりやすく解説されており、学生のレポート課題はもちろん、社会人のレポート作成にも非常にためになるのでオススメです。
まとめ:放送大学の卒業研究は主体的なものです
今回は、放送大学の卒業研究について解説していきました。
個人的に放送大学は、『学びたい人が自分から学びにいく大学』だと思っています。なので、卒業研究も自分でテーマを決めて個人で取り組む形になっているのは、すごくやりがいがあって面白いです。
ただ、普段の受け身な授業と比べて、自分から進んで学びにいくなど自分でとにかく行動しなければなりません。そのことを頭に入れて、取り組むましょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。