こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
・放送大学の単位認定試験はこんな感じです【試験形式・合格基準などについて】
・放送大学の単位認定試験に合格する勉強法とは?【過去問をフル活用しましょう】
本記事を書いている筆者について
この記事を書いているKikuchiは、令和元年10月に通っていた岩手大学理工学部を入学から1年半で中退し、放送大学へ編入しました。
現在は、生活と福祉コースに所属し学士修得を目指して勉強しながら、ブログを書いています。
今回は、放送大学の単位認定試験について解説していきます。
放送大学に入学したばかりの方にとっては、「単位認定試験ってどんな感じなのか?」イメージできずに不安を感じている方もいるでしょう。
ですが、放送大学の単位認定試験は僕みたいに恐れる必要はありません。効率的な学習と試験対策をすれば、すんなりと合格し単位を修得できます。
記事では「単位認定試験がどのような形で行われるか」、「単位認定試験に合格するにはどうやって勉強すれば良いか」を中心に取り上げました。
放送大学へ入学したばかりの人にとって参考になりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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放送大学の単位認定試験はこんな感じで行われます
以下の4点に分けて、放送大学の単位認定試験を解説していきます。
①:いつ・どこで試験は行われるの?
②:どのような形式で試験は行われるの?
③:合格(単位認定)基準は?
④:再試験ってあるの?
①:いつ・どこで試験は行われるの?
放送大学の単位認定試験は1年に2回、※全国各地の放送大学学習センターで実施されます。
試験日程
試験学期 | 試験日程 |
1学期 | 7月下旬~8月上旬頃 |
2学期 | 1月下旬~2月上旬頃 |
注意点
通信指導問題の解答を忘れずに
単位認定試験を受験するためには通信指導問題を解答して大学へ提出し、添削を受けて合格しなければなりません。
通信指導問題は郵送で送られてくる冊子を使って解答するか、システムWAKABAから解答するかの2通りがあります。
ちなみに通信指導問題は、1問でも正解していれば合格で単位認定試験を受験することができます。
全問外した場合は試していないのでわかりませんが、未提出は確実に不合格になるのでとにかく問題を解きましょう!
②:どのような形式で試験は行われるの?
試験形式は、以下3つの通り。
試験形式
・マークシート方式(択一式)・・・複数の選択肢から正解を選ぶ
・記述式・・・問題に対して答えを文章で記述する
・併用式・・・択一式と記述式をどちらも使用したタイプ
試験時間割
時限 | 時間 |
1時限目 | 09:15~10:05 |
2時限目 | 10:25~11:15 |
3時限目 | 11:35~12:25 |
4時限目 | 13:15~14:05 |
5時限目 | 14:25~15:15 |
6時限目 | 15:35~16:25 |
7時限目 | 16:45~17:35 |
8時限目 | 17:55~15:45 |
試験時間は1科目あたり50分。1時限目(9:15)~8時限目(18:45)まで、途中20分・50分の昼休憩を挟んで各科目ごとに試験が行われます。
③:合格(単位認定)基準は?
単位認定試験で合格・単位認定されるためには、C(60点~69点)以上の評価を得る必要があります。
試験評価
合格・単位認定
→Ⓐ(90~100点)、A(80~89点)、B(70~79点)、C(60点~69点)
不合格(単位は認定されない)
→D(50~59点)、E(0~49点)
単位認定のための成績評価方法は、授業によって異なります。
授業ごとの成績評価方法
授業の種類 | 評価方法 |
放送授業 | 単位認定試験 |
面接授業 | 筆記試験、レポートなど(授業ごとに異なる場合あり) |
オンライン授業 | 演習問題、レポート、ディスカッションなどの課題 |
放送大学の各授業の特徴について詳しく知りたい方・興味のある方は、下記の記事を参考にしてみて下さい。
放送大学の授業ってどんな感じなの?+学習法を紹介【現役学生が解説】
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④:再試験ってあるの?
仕事などの都合により試験を受けられなかったり、受験したが残念ながら不合格になってしまった場合は、次学期に再試験を受験することが出来ます。
なお再試験を受験するために、追加で授業料を払うことや科目登録を行う必要はありません。
注意点
次学期まで学籍がある学生に限り(休学中の学生は除く)、再試験は受験可能となっていきます。
放送大学の単位認定試験に合格する勉強方法とは?
私が取り組んだ勉強法は、以下2つの方法です。
・過去問・通信指導問題を繰り返し解く
・印刷教材(テキスト)の章末問題を解く
上に書いた勉強法に取り組んだ結果、2020年第1学期の単位認定試験では科目登録した全ての単位(10単位)を修得しました。(オンライン授業を除く)
過去問・通信指導問題を繰り返し解く
単位認定試験に合格する一番の近道は、とにかく過去問や通信指導問題を繰り返し解きまくることです。
試験問題は、過去の単位認定試験問題や通信指導問題から全く同じ問題が使われたり、類似した問題が多く出題される傾向にあります。
実際に私が単位認定試験で問題を解いた際も、過去問や通信指導問題で解いたことのある問題が多く出題されているという印象を持ちました。
「傾向が変わると意味がないのではないか」と思うかもしれませんが、
過去問や通信指導問題を繰り返し解くことによって、試験範囲の知識や解き方を理解することが出来るので、全く意味のないことではないです。
過去の単位認定試験問題や解答を印刷するには?
システムWAKABAから、過去2学期前までの単位認定試験問題・解答を閲覧、ダウンロードすることが出来ます。
システムWAKABAにログインし、トップページの単位認定試験問題・解答等をクリック。
選択したい単位認定試験の学期年度などをクリック。ここでは、2019年度第2学期(教養学部)を選択しました。
注意事項を読み、選択したい科目をクリックすると試験問題や解答を閲覧・ダウンロードすることが出来ます。
印刷教材(テキスト)の章末問題を解く
試験対策として過去問や通信指導問題を繰り返し解くことだけでなく、ぜひ余裕があれば印刷教材(テキスト)の章末問題も解くべきです。
先程も触れましたが、試験問題は過去の試験問題と違う傾向で出されるケースがあります。
もちろん、印刷教材(テキスト)の章末問題から問題が出される保証はありませんが、過去問や通信指導問題とは違った問題を解くことでさらに知識の理解を深めることができます。
まとめ:放送大学の単位認定試験は毎日の積み重ねで合格しよう
今回は、放送大学の単位認定試験について解説していきました。
私の場合、1ヶ月前から上で書いたように試験勉強を行っていましたが、試験勉強以外にも普段からコツコツと勉強することが大切です。
僕が普段から実践している放送大学の学習法は、下の記事とDaigoさんの「超効率勉強法」を参考にしてみて下さい。
放送大学の授業ってどんな感じなの?+学習法を紹介【現役学生が解説】
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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。