本記事を書いている筆者について
この記事を書いているKikuchiは、令和元年10月に通っていた岩手大学理工学部を入学から1年半で中退し、放送大学へ編入しました。現在は、生活と福祉コースに所属し学士修得を目指して勉強しながら、ブログを書いています。
今回は、僕が大学を中退した後に放送大学へ入学した理由について語っていきたいと思います。
大学を中退した後に考えられる進路の選択肢って、以下の感じなのではないでしょうか?
①:進学(別の大学に編入したり、専門学校に進学)
②:就職
③:起業
④:フリーター
⑤:留学
僕はその中で①進学を選び、通信制大学である放送大学へ入学しました。
大学を中退する理由は人それぞれあると思いますが、「中退後の進路をどうしようか?」と悩んでいる・迷っている方も多いでしょう。
そんな中退後の進路について悩んでいた僕が、「なぜ放送大学へ入学することに決めたのか?」記事ではその辺の経緯を解説していきたいと思います。
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大学を中退して放送大学に入学した3つの理由とは?
次の通りです。
①:就職するのは怖かったから
②:将来的にフリーランスとして稼ぎたい
③:現状を変えるため
①:就職するのは怖かったから
大学を中退すると決めた当時、実は就職についても少し考えたことがありました。
でも、なんだかこの時点で就職するのは嫌だったし、怖い気持ちがあったので断念。
今考えてみると、とてもわがままだし何も行動していないのに将来のことで勝手に不安がっている馬鹿なことをしていたなと思います。
②:将来的にフリーランスとして稼ぎたい
僕が就職しなかったもう1つの理由として、「チームで仕事をすることが嫌い」であるというのも理由。
それを実感したのが大学の授業でのこと。
確かその授業は8人くらいの少人数で、4人ずつの2チームに分かれてある課題に取り組みました。
その課題とは、「地元企業の工場に行き、そこで明らかになった課題を解決する方法や機械を作ってプレゼンする」というもの。
僕が入ったチームは、「ルンバのような掃除機の形をしていて、鉄材の錆をとるマシーン」を作ることにしました。
でも結論から言うと、そのルンバマシーンは完成せず、チームも空中分解。
マシーンが完成しなかったので、設計図を使って「完成したらこんな感じでした」と構想を授業の最終回にプレゼンしたら先生に怒られるという、とにかく最悪の修羅場でした。
なぜマシーンが完成しなかったのかをまとめると、「チーム全員が他人任せにしていた」というが主な原因。
車体の設計・錆を削るマシーンの設計・車体を動かすモータの出力計算という感じで分担したのですが、誰一人として授業の最終回まで終わらせらねかったのです。
僕もこの出来事に関しては、チームの連携をしなかったリーダーの立場であった僕の責任だと思ったので別に他人を責めたりはしませんでした。
ただこれを機にチームで何かをする時に他人のことを気に掛けてやらないといけないことが面倒で、自分にはできないなと感じることに。
それから「他人に責任を押し付けたくない」「他人に振り回させず仕事をしたい」と思い、フリーランスでの独立を目指すきっかけになりました。
③:現状を変えるため
これは大学を中退する頃、精神的にヤバくて将来に絶望しかないと思っていました。
とにかく、真っ暗な世界にいて何もやる気が出ずに不安を感じる日々。
なお、大学を中退する前後の話について詳しく知りたい方は、1年間大学をサボっていた僕が学生相談で中退を決意した2つの理由の記事をご覧ください。
数ある通信制大学から放送大学を選んだ3つの理由
次の通りです。
その①:学費が安かったから
その②:全国に学習センターがあるから
その③:通信制大学=放送大学のイメージだったから
その①:学費が安かったから
元々僕が通っていた岩手大学では、1年間の授業料が535,800円、入学料が282,000円かかっていました。
そうなると4年で卒業すると考えた場合、単純に計算しても242万5,200円かかることになります。
それ以外にも、教科書代や食費、一人暮らしをするとなるとアパートの家賃がかかるので、300万円以上かかることになるわけです。
一方、通信制大学である放送大学の入学料は2万4,000円(全科履修生の場合)、授業料は1単位あたり5,500円(テキスト込み)となっています。
これを4年で卒業して計算すると、124単位修得しなければならないので授業料は68万2,000円、入学料を足すと卒業までにかかる学費が70万6,000円です。
その②:全国に学習センターがあるから
通信制大学は基本、インターネットで配信されている授業やテキストを使って自宅で勉強します。
ですが、直接教員から授業を受ける面接授業や単位認定試験などの時は、大学の本キャンパスや指定された会場にいかなければなりません。
放送大学だと全国47都道府県に学習センターがあります。授業や試験のみならず学割証の発行手続きなども学習センターで出来て、日帰りで済むのでとても便利です。
その③:通信制大学=放送大学のイメージだったから
そもそも僕が放送大学を初めて知ったのが、高校2年生の時。
高校の数学の先生が、「就職するにしろ大学は出ておけ。給料が全然違うから。放送大学ならば、働きながらでも通えるぞ」と喋っていました。
そのことを覚えていたので、通信制大学=放送大学というイメージが強く頭に残っており、通信制大学に進学する時に真っ先に思いついたというわけです。
まとめ:中退後の進路は、自分の納得する選択をしましょう。
今回は、僕が大学を中退した後に放送大学へ入学した理由について語っていきました。
大学中退後の進路は様々ですが、僕のように放送大学などをはじめとした通信制大学へ進学するという選択も全然ありだと思います。
あとから「あの進路を選択しておけば良かった…」と後悔しないためにも、自分のやりたい事を曲げずに突き進みましょう。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。