こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
・放送大学に入学する5つのメリット【キーワードは、誰でも・自由・学割】
・放送大学のデメリット2つ【通信制ならではの問題です】
本記事を書いている筆者について
この記事を書いているKikuchiは、令和元年10月に通っていた岩手大学理工学部を入学から1年半で中退し、放送大学へ編入しました。
現在は、生活と福祉コースに所属し学士修得を目指して勉強しながら、ブログを書いています。
今回は、放送大学に入学する5つのメリットと2つのデメリットについて詳しく解説していきます。
私は、今年の10月で放送大学に入学して1年経ちました。
詳しくは、下記の記事をご覧ください。
国立大学を1年半で辞めて放送大学へ編入したら変化した3つのこと
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その一方、通信制大学ならではのデメリットもあり少し不便を感じているのも事実です。
5つのメリットでは放送大学に入学して良かった点を中心に、2つのデメリットは私が感じている通信制大学ならではの不便な点をまとめています。
これから放送大学や通信制大学に入学しようか迷っている方にとって参考になると思いますので、最後までお読みください。
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それでは早速、見ていきましょう。
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放送大学のデメリットは2つだけ
まず最初は、放送大学に入学するデメリットについて解説します。
以下、2つの通り。
①:モチベーションの維持が難しい
②:教員とのコミュニケーションが少ない
上記の2点は、多くの通信制大学に共通するデメリットと言えるでしょう。
①:モチベーションの維持が難しい
通学制の大学と違い、放送大学では教材を読みながらやインターネットなどのメディアを通して、孤独に授業を受けなければなりません。
つまり、自主的な学習を継続していくことが大切です。
解決方法
・TwitterなどのSNSで利用する
・サークル活動や学生同士の交流会に参加する
「一人で勉強するのが、辛いな・・・」という感じる方は、以上の方法を活用してみてはいかがでしょうか?
②:教員とのコミュニケーションが少ない
放送大学の放送授業は、インターネットが繋がるパソコンやスマホがあればどこでも好きな時間に講義動画を視聴できます。
放送大学の授業や学習法については、以下の記事を参考にしてみて下さい。
放送大学の授業ってどんな感じなの?+学習法を紹介【現役学生が解説】
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自分のライフスタイルに合わせて勉強できるのはメリットなのですが、講師から学生へ一方通行な授業になるということで、気軽に分からない箇所の質問ができません。
解決方法
・放送大学の面接授業を受ける
・システムWAKABAから講師に質問する
放送大学の学習センターで行われる面接授業は、講師と学生が対面で授業を受けることができるので、講師や学生同士で交流しながら学習することができます。
また学生専用サイトのシステムWAKABAでは、直接講師に授業で分からない点を質問し回答を得ることも可能です。
注意点
ただし、質問できる回数も限られていたり、リアルタイムで回答してくれるわけではありません。
放送大学に入学するメリットは5つ
放送大学に入学するメリットは、以下5つの通りです。
①:卒業するまでの学費が安い
②:勉強の自由度が高い
③:授業選択が自由
④:入学試験がない
⑤:誰でも学割を受けられる
①:卒業するまでの学費が安い
放送大学で入学から大卒資格を取得する卒業までにかかる費用は、約70万円です。
しかも放送大学は通信制大学ですが、れっきとした国に認められた日本の私立大学なので最低で124単位を取得し、4年以上在学すれば学士(教養)の学位が授与されます。
なお放送大学や通信制大学の学費については、下の記事で詳しく解説しています。
放送大学で入学~卒業までにかかる学費はいくらなの?【結論:70万円です】
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ちなみに私が以前通っていた国立理工学系大学の場合、入学金で約30万円、1年間の授業料で54万円もの金額がかっていました。
補足ですが、通学制の私立大学(文系)を4年で卒業するまでにかかる金額は、約300万円以上となっています。(参考記事:ゼロワン インターンマガジン 国公立・私立大学の学費は4年間でどれくらいかかる?)
②:勉強の自由度が高い
放送大学の授業は面接授業を除けば、インターネットで授業を受けることが出来ます。
つまり大学に通う必要がなくインターネット環境さえ整っていれば、どこでも時間に縛られることなく授業を受けられることが可能ということ。
なお、外出先でも放送大学の講義動画を快適なスピードで視聴するには、ポケットWi-Fiがオススメです。
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③:授業選択が自由
放送大学では自分の所属するコース科目から最低でも34単位修得しなければならないのですが、それ以外は他のコースから単位を取得することが可能です。
放送大学に入学する際、6つのコース(生活と福祉、心理と教育、社会と産業、人間と文化、情報、自然と環境)から自分の所属するコースを決めます。
ちなみに私は生活と福祉コースに所属していますが、現在、心理と教育コースの「心理学概論」という科目を勉強中です。
私が以前通っていた大学では、理工学部の人が「心理学」についての授業を受けたいと思っても、
・自分の学部の授業時間と被っていて、授業を受けられない
・授業を受けたい人が多すぎて、抽選で人数制限されられる
・そもそも違う学部の授業だから、学部の単位には含まれない
といったことがあり、中々受けたい授業が受けられなかったりしました。
注意点
ただし放送授業の場合、単位認定試験日と時限が同じである科目は、どちらか1科目しか試験を受けられないので注意が必要です。
④:入学試験がない
放送大学は入学試験がなく書類選考のみ。言ってしまえば、※誰でも入学することが出来ます。
※選科履修生・科目履修生は、満15歳以上。全科履修生は満18歳以上で、高等学校卒業などの大学入学資格を有することが条件。
入試がある一般的な通学制の大学と比べて入学のハードルが低いため、中には「放送大学は誰でも簡単には入れるから大学ではない」と思う方もいらっしゃるでしょう。
もちろん入学のハードルは低いですが、卒業するには単位認定試験に合格して所定の単位を取得する必要があるので、卒業のハードルまで低いというわけではありません。
また、東京大学などの日本を代表する大学の教員を授業の講師として招いて質の高い授業を受けられるので、大学としてのレベルは低くはないと思います。
放送大学は、誰でもレベルの高い授業を受けられる「開かれた大学」と言えるでしょう。
⑤:誰でも学割を受けられる
放送大学の学生証を使えば、誰でも学割を受けることが出来ます。
JR・新幹線・私鉄などの公共交通機関で運賃が割引きされたり 、映画館や美術館とって文化施設の入場料などで学割が適用されます。
また放送大学の学生は、Amazonプライムのサービスが通常会員の半額で利用できるプライムスチューデントに加入することが可能です。
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まとめ:放送大学で誰でも学びやすい大学です
今回は、放送大学に入学する5つのメリットと2つのデメリットについて解説していきました。
放送大学は、学びたいという強い意思をもった学生さんが多く、日々知識を深めるべく勉強している方が多いです。
なお、放送大学以外の通信制大学について興味のある方は、下のリンクから資料請求してみてはいかがでしょうか?
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以上、最後までご覧いただきありがとうございました。