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基本情報技術者試験の過去問を何年分解けばいいの?【結論:4年分です】

2021年7月4日

基本情報技術者試験の対策には過去問を解くことが有効だと聞いたけれど、何年分解けばいいの?また過去問は、何年前まで分をさかのぼって解けばよいか教えてください!
悩んでいる人

 

今回は基本情報技術者試験を合格するために、「何年分の過去問を解けばよいか」、「何年前までの過去問をさかのぼって解けばよいか」を解説していきます。

 

本記事を読めば、試験勉強を行っていくうえで効率的な過去問の解き方を理解することができますよ。

 

これから基本情報技術者試験の勉強を始める方はもちろん、現在勉強中の方もぜひ参考にしてみてください。

 

それでは早速、見ていきましょう!

 

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そもそもなぜ過去問を必要があるの?

 

基本情報技術者の試験勉強では、過去問を解く事が試験対策に繋がります

 

というのも過去問の傾向を読み解くと、同じ問題がそのまま出題されたりや似たような類題が出題されているからです。

 

過去問を学んでいくことで、試験の概要や出題されやすい問題の傾向を把握できます。

 

独学で何も対策をせずに受験しても受かる人はいるかも知れませんが、まずは過去問を解いてから受験する事を考えて下さい。
キクチ

 

過去問は最低でも直近4年分解くべし!

 

結論から言うと、午前・午後試験ともに直近4~5年程度の過去問を中心に解きましょう

 

実際に過去問を確認して頂ければわかると思いますが、毎年同じような問題や下手すると全く同じ問題が出題される事があります。

 

特に午前試験の場合は、過去に出題された問題と解答を覚えておけば合格ラインの60%は簡単に超えることは十分可能です。

 

ただし5年以上前の古い過去問は若干難易度が低いため、注意が必要となります。

 

過去問は最低でも2回解くべし!

 

こちらも結論から言うと、最低でも2回は必要です

 

1回で理解できればもちろん良いのですが、内容を充分に理解するには最低で2回繰り返して学習するのが無難でしょう。

 

基本情報技術者試験の過去問学習には、スマホで簡単に演習できる基本情報技術者試験ドットコムのサイトを活用するのがオススメです。
キクチ

 

基本情報技術者試験の勉強方法について

 

基本情報技術者試験の勉強方法について、午前・午後試験に分けて説明していきます。

 

午前試験の勉強方法

 

午前試験は過去問の使い回しが多いので、過去問をやりまくれば合格できます。

 

そのため、同じ過去問は最低2回以上繰り返し演習し、正解の選択肢を覚えるという形で勉強しましょう。

 

なお最近の午前試験の問題は、情報セキュリティマネジメント試験応用情報技術者試験の問題から流用している場合もあります

 

余裕があれば、これらの試験の過去問を解くのも試験対策に有効です。
キクチ

 

試験対策には以下のテキストがオススメ!

午後試験の勉強方法

 

多くの受験者にとって絶対に乗り越えなくてはならないのは、午後試験です。

 

まず午後試験の対策をする前に、午前試験の対策を念入りに行いましょう。

 

と言いますのも、午後試験では午前試験の知識がふんだんに使われており、対策を怠ってしまうと問題文の内容を全く理解できないからです。
キクチ

 

午前試験の内容が理解していないと午後試験は解けないといっても過言ではないので、午後試験の対策前に午前試験の対策は十分に行っておきましょう

 

では午後試験の対策に移りますが、ここでは午後試験で各分野ごとの対策ポイントをざっくり解説していきます。

 

午後試験の対策にオススメな参考書はこちらの記事を参考に

【2021年版】 基本情報技術者午後試験にオススメな参考書8冊を厳選

続きを見る

 

①情報セキュリティ

 

全員が解答しなければならない必須問題です

 

情報セキュリティのポイント

  • ネットワークセキュリティ
  • 暗号化方式
  • OSI 基本参照モデル

 

また、昨今のトピックの1つでテレワークが出題されるようになりました。

 

しっかりと勉強すれば決して難しい内容ではないので、多くの点数を取っておきたい内容といえます。

 

②データベース

 

データベースは慣れてしまえば楽しいのですが、慣れるまでに多大な時間を要します。

 

ただその分、AccessやSQLを知ってしまえば重宝されて損する事はありません。

 

データベースのポイント

  • SQLの基礎
  • 内部キー、外部キー
  • 正規化

 

午前問題でも出てくることもありますので、理解してしまえば恐れる必要はありません。

 

③ネットワーク

 

ネットワークエンジニアを目指すのであれば、避けて通る事のできないネットワーク。

 

基礎的な知識を持っていればまず問題ないかと思いますし、午前試験でネットワークに該当する問題が出る事があります。

 

特にIPアドレスレイヤーなどのたくさんの用語が出る箇所は、しっかり勉強して理解する必要があります。

 

④ソフトウェア設計

 

点数を稼ぎやすい分野で、下記2つをしっかり勉強すれば大丈夫ではないかと思います。

 

ソフトウェア設計

  • UML
  • フローチャート図

 

どちらも十分に読み解く必要はありますが、答えは問題文の中にほぼあります。

 

⑤データ構造及びアルゴリズム

 

全員が解答する必須問題です

 

データ構造及びアルゴリズムのポイント

  • プログラムの穴埋め問題
  • 処理に関する問題
  • その他

 

プログラムの穴埋め問題は、比較的解きやすい問題です。

 

アルゴリズムでは、受験者が自ら穴埋めしたプログラムを活かす(流用する)ため、1つでも間違えてしまうと、途中経過や実行処理を間違ってしまう可能性が多いにあります。

 

処理に関する問題は問題文中で、データおよびその処理を順追って間違いなく正確に見ていく必要があり。

 

その他ではプログラムの処理回数やエラー原因、メモリの使用量などが問われますが、プログラムの処理回数やエラー原因が肝です

 

データ構造及びアルゴリズムは、初心者にとって難易度がかなり高く、長文への慣れと読解力をどれだけ養えるかがポイントといえます。
キクチ

 

試験合格するために必要な勉強時間

 

基本情報技術者試験で合格するために必要な勉強時間は、ITの知識がある人とそうでない人で異なります

 

試験合格するために必要な勉強時間

  • ITエンジニアなどのIT知識がある人:50~100時間程度
  • 初心者などのIT知識がない人:100~200時間程度

 

IT知識がある人が1日3時間から4時間程度勉強するとしたら50時間なら2週間程度、100時間なら1ヵ月程度の勉強時間が必要になります。

 

一方でIT知識がない人は、合格までの最低勉強時間が100~200時間以上が必要とされ、1日5時間から6時間程度勉強しても2か月以上必要です。

 

そのため初心者の方は、時間に余裕をもって勉強を始めましょう

 

IT知識がない方は、いきなり基本情報処理を受けるよりもまず、下位のITパスポートを受験するのがオススメです。
キクチ

 

勉強方法はこちらの記事を参考に

【文系でも合格】ITパスポート合格者がオススメする参考書+勉強法

続きを見る

 

まとめ

 

今回は、基本情報技術者試験の過去問の勉強回数を中心に解説していきました。

 

最後にまとめると過去問は、直近4~5年分を最低2度やりましょう

 

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以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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