

こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
・放送大学の就職状況・支援について
・就職支援が充実している通信制大学
本記事を書いている筆者について
この記事を書いているKikuchiは、令和元年10月に通っていた岩手大学理工学部を入学から1年半で中退し、放送大学へ編入しました。
現在は、生活と福祉コースに所属し学士修得を目指して勉強しながら、ブログを書いています。
今回は、放送大学や通信制大学の就職状況やサポートについて解説していきます。
最初に結論を言うと、放送大学を卒業後、新たに就職する人は少ないため就職のサポートはありません。
一方で、通信制大学によっては就職サポートが充実している学校もあるので、就職することは不可能ではありません。
それでは早速、下で詳しく解説していきます。
目次
放送大学の就職状況・支援について

最初に、放送大学の就職状況について解説していきます。
就職状況
放送大学の就職状況
卒業年度 | 新たに就職した人数(学部・大学院) | 卒業した人数(学部・大学院) |
平成28年度第1学期 | 11人 | 2183人 |
平成28年度第2学期 | 41人 | 3594人 |
平成29年度第1学期 | 14人 | 2134人 |
平成29年度第2学期 | 25人 | 3902人 |
平成30年度第1学期 | 9人 | 2356人 |

※新たに就職した人数は、卒業・修了者のアンケート調査によるもので、卒業・修了した全ての人数が反映されているわけではありません。
卒業する年度や学期により多少バラつきがありますが、最大でも50人以下を下回っています。
あくまでも推測ですが、
放送大学はすでに就職している社会人や定年退職者が入学し勉強している人が多いので、「そもそも就職するために入学する人は少ないのではないか?」と考えます。

就職支援について
新規で就職する人が少ないことによるためか、放送大学では企業セミナーやインターンシップ、面接指導などの就職サポートは行われていません。
放送大学のホームページにも就職情報について、以下の通りに記載されています。
現在、放送大学では職業安定法に基づく「無料職業紹介事業」は行っていません
サイトでは、基本的な就職活動の進め方や、就職を支援するホームページのリンクが紹介されているのみ。
つまり、「就職したい人は、自力で就活してくださいね~。放送大学では特別に何か支援はしなからね。」ということなのです。

そういった方は、就職エージェントを使ってみてはいかがでしょうか?
個人的には、就活に関する相談や求人情報の紹介、面接指導や履歴書など添削指導、内定獲得まで徹底的に支援サポートしてくれる『ウズキャリ』がオススメ。
内定率が83%以上・書類通過率87%以上と、驚異の記録も魅力的なポイントです。
就職支援が充実している通信制大学

放送大学以外で、就職支援が充実している通信制大学について紹介していきます。
北海道情報大学 通信教育部
就職状況(2019年度のデータ参考:北海道情報大学 通信教育部)
学科 | 新たに就職した人数 | 卒業した人数 |
経営ネットワーク学科 | 18人 | 36人 |
システム情報学科 | 233人 | 293人 |
合計 | 251人 | 329人 |
就職支援の特徴と内容
・3年次に適性検査や模擬試験、企業研究などの就職指導
・eラーニングで筆記試験対策に取り組める環境を整備
・就職に関して、専門スタッフによる個別相談が可能
その他にも、先輩方による就職活動の体験談が聞ける「OB・OG交流会」や、資格や検定の対策講座・受験料補助などをサポートしてくれます。
八洲学園大学
就職支援の特徴と内容
・来校不要、インターネット上で就活セミナーや企業相談会などを受講できる
・履歴書の添削指導
・求人情報の配信サービス
その他にも、就職相談やキャリアカウンセリングを受けることが出来ます。また在学生だけでなく、卒業生も就職支援を受けられるのが八洲学園大学の特徴です。
サイバー大学
就職状況(参考:サイバー大学)
卒業年度 | 就職・転職・起業した人数 | 卒業した人数 |
2017年度 | 20人 | 199人 |
2018年度 | 23人 | 204人 |
2019年度 | 94人 | 330人 |
就職支援の特徴と内容
・ソフトバンク株式会社への中途入社において選考プロセスが、一部優遇
・ソフトバンク株式会社へのインターンシップ制度
・履歴書などの添削指導、面接指導などのキャリア支援
サイバー大学は、ソフトバンクグループ。ソフトバンクへの中途入社する際に書類選考が省略されたり、ソフトバンクへのインターンシップなどといった、大きな特徴があります。
まとめ:卒業後に就職を考えている方は、通信制大学をしっかり吟味しよう

今回は、放送大学や通信制大学の就職状況やサポートについて解説していきました。
個人的に放送大学は、「教養を深める」という感じの大学なので就職サポートが手薄なのは、仕方のないことでしょう。
もし通信制大学を卒業した後に就職を考えている方は、「就職サポートが充実しているか?」をしっかりと調べてから入学することが重要だと思います。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。