こういった悩みにお答えします。
本記事の内容
・Googleアドセンス審査に合格した当時のブログの状況
・Googleアドセンス審査に合格するまでにやった6つのこと
・Googleアドセンス審査に関するよくある質問(Q&A)
本記事を書いている筆者について
この記事を書いているKikuchiは、令和元年10月に通っていた岩手大学理工学部を入学から1年半で中退し、放送大学へ編入しました。
現在は、生活と福祉コースに所属し学士修得を目指して勉強しながら、ブログを書いています。
僕は、これまでGoogleアドセンス審査で不合格を何度も経験しました。
その数なんと、24回。
Googleアドセンス審査を申請する度に返ってくる不合格メールの内容は、いつも大抵以下の3パターン。
①:価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイト)
②:価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)
③:サイトを審査できません(新型コロナウイルスによる影響で…)
メールでこの文字を見るたびに、数え切れないほど心が折れかけたことか(泣)…。
時間をかけてブログの記事をリライトしたり、アドセンス審査に合格した記事などの情報を参考にしても合格できない…。
ですが、2020年10月11日(日)。
ついに、待望の瞬間が訪れます。
「またアドセンスからメール来ているけど、どうせ不合格だろう…。」と思っていましたが、メールを開いてびっくり仰天。
そこには、「おめでとう」の5文字が。
この記事を見ているみなさんも今、Googleアドセンス審査に合格できずに悩んでいることでしょう。
・「何度審査しても、価値の低い広告枠から抜け出せない…」
・「不合格の原因がよく分からないから、どこを直せば良いか分からない…」
・「アドセンス審査に関する情報は、どれを信用すれば良いの?」
本記事では、僕がGoogleアドセンス審査に合格した当時のブログの状況や、合格までに試行錯誤した点、参考にした情報などを解説していきます。
なお本記事は8000文字近い長さになっているので、ブックマークすることでをオススメします。
前置きが長くなりましたが、始めていきます。
Googleアドセンス審査に合格した当時のブログの状況
Googleアドセンス審査に合格した当時(10/11)のブログの状況を、ざっくりと表にまとめてみました。
合格当時(審査25回目)のブログの状況
記事数 | 12記事 |
記事の文字数 | 2500~7000文字 |
ブログジャンル | 生活・大学 |
PV数(09/12~10/11) | 約300 |
ブログ更新頻度 | 毎日 |
インデックス状況 | 12記事中5記事がインデックス済み |
これまでの審査回数 | 25回 |
審査日数 | 4日(申請から合格まで) |
当ブログの基本情報(1)
サーバー | Xサーバー(X10プラン)を使用 |
ドメイン | 独自ドメイン(お名前.com で取得) |
ブログ歴 | 約1ヶ月 |
使用しているブログテーマ | AFFINGER5(アフィンガー5) |
SSL化(http→https) | 完了 |
当ブログの基本情報(2)
PageSpeed Insights(サイトの表示速度) | モバイル 79 パソコン 91 |
Google Analytics | 設置済み |
Google Search Console | 設置済み |
プロフィールページ | 有り(プロフィール) |
お問い合わせページ | 有り(お問い合わせフォーム) |
プライバシーポリシー | 設置済み(プライバシーポリシー) |
サイトマップ | 設置済み(サイトマップ) |
記事数と文字数
記事数の12記事とは、プロフィール、お問い合わせフォーム、プライバシーポリシー、サイトマップを除いた数です。
記事の文字数は、最低でも2000文字を超えていました。記事全体で見ると、平均3000文字くらい書いています。
文字数が一番少ない記事
文字数が一番多い記事
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ブログジャンル
大きくまとめると「大学」「生活」の2つのジャンルです。
大学を中退した体験談や放送大学での学生生活などについて、僕が住んでいる地元でオススメなサイクリングコースを中心に紹介しています。
PV数
1日平均にして10人くらいの人が、僕のブログを見に来てくれています。
アナリティクスを見るとGoogle検索ではなく、ほとんどがSocial(Twitter)からの流入でした。
ブログ更新頻度
更新頻度を「毎日」と表に書きましたが、必ずしも新しい記事を毎日投稿しているわけではありません。
アドセンス審査中(合格するまでの1週間)は、すでに公開していた記事のリライトを中心に行っていました。
インデックス状況
僕が書いた記事がGoogleの検索ページに※インデックスされているか調べたところ、12記事中5記事がインデックスされていました。
※書いた記事がGoogleにインデックス登録されているかの調べ方は、「site:ブログのURL」を入れて検索することで可能です。
ちなみに記事以外では、プロフィールやプライバシーポリシーページでもインデックス登録されていました。
Google Search Consoleを使ったインデックス登録のやり方は、以下の記事が参考になります。
→クローラー、インデックスとは?Googleの検索エンジンにページが認識されるまでの仕組みを理解しよう
Googleアドセンス審査に合格するまでにやった6つのこと
まとめると、以下の通り。
その①:ココナラで審査合格の助言を受ける
その②:独自性の記事を書くことを目指す
その③:プロフィール・サイトマップの設置
その④:インデックス登録されている不要なページを削除
その⑤:記事内で使用する画像の代替テキストを記入
その⑥:画像の圧縮化
その①:ココナラで審査合格の助言を受ける
ココナラは、知識やスキル・経験などを個人で自由に売り買いできるサイト。
様々なサービスがありますが、僕は「アドセンス審査に通らない原因と対策法を教える!」というサービスを利用しました。
というのもGoogleアドセンス審査に落ちまくって不合格の原因をネットで調べていたら、「ココナラで審査に堕ちた原因を調べてみては?」との情報が。
その②:独自性の記事を書くことを目指す
ココナラでGoogleアドセンス審査に落ちまくっている原因を調べてみたところ、大きな原因として「独自性の高い記事」が書けていないことが挙げられました。
それで自分のこれまでに書いた記事を見返すと、
YouTubeにアップされている動画を文字に起こしただけの記事や、大学のパンフレットに書かれている情報を載せただけの記事ばかり。(今は非公開。)
これでは下の画像のように、Googleさんから「価値がねえーよ」と言われるわけです。
この点に関しては以前からネットでアドセンスに合格した人たちが、口々に揃って「独自性の高い記事を書かないと合格できない」ということを言っていたので知っていました。
ですが、「独自性の高い記事ってどう書けば良いの?」と悩んだだけで、終わり。
独自性の高い記事の書き方については、ココナラで丁寧に説明してくれました。ポイントは、以下の通り。
独自性の高い記事を書くポイント
(1)自分の体験談に基づいて書く
(2)自分で撮影した画像を使う
(3)ライバル記事が少ない「地元ネタ」を記事にする
これらのポイントを押させて書いた記事が、以下2つの記事。
その③:プロフィール・サイトマップの設置
お問い合わせページとプライバシーポリシーのページは設置していましたが、プロフィールとサイトマップは設置していませんでした。
「そんなに重要ではない」と軽視していたのですが、『Googleは情報の信ぴょう性を重視するようになっている』ということでプロフィールページの設置を強く勧められました。
プロフィールページでは、主に僕の経歴やこれまでに取得した資格、ブログのコンセプトを載せています。
サイトマップは、サイトのどこに何が書かれているのか示す名前の通りサイトの地図。
当ブログのサイトマップはプラグインの、「PS Auto Sitemap」を使用しました。詳しい設置方法は、以下の記事をご覧ください。
→超簡単!WordPressでサイトマップを作る方法・必要性を図解で詳しく!
その④:インデックス登録されている不要なページを削除
Googleアドセンスの審査合格に適さないであろうページ(独自性のない記事)は、思い切って削除しました。
といっても削除したページがインデックス登録されているとGoogleに見つかってしまうので、Google Search Consoleを使って不要なページを削除します。
Google Search Consoleを使ったインデックス登録の削除や確認の方法は、こちらの記事をご覧ください。
→【図解】サーチコンソールで記事をインデックス登録させる方法と削除させる方法
その⑤:記事内で使用する画像の代替テキストを記入
ブログ記事内で画像を使用する時、「代替テキスト」を記載する欄があるかと思います。
簡単に説明すると代替テキストとは、画像が表示されない時に代わりとして表示されるテキストのこと。
ただし何でも代替テキストを書けば良いといったわけではなく、イメージ画像のような画像に意味をもたないものは、記載する必要がないとのこと。
代替テキストについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
→画像のSEO対策「代替テキスト(alt属性)」とは?設定の意味・方法を解説
その⑥:画像の圧縮化
画像の圧縮化については特にココナラではアドバイスされませんでしたが、個人的には大切なポイントだと思います。
というのも、画像が重すぎるとサイトの表示スピードが遅くなるから。
サイトの表示スピードが遅くなると、サイトが全然開けずにせっかく訪問した人が記事を読むの諦めてしまいますし、SEOにも影響します。
これまで僕のブログでは、撮影した画像やフリー画像などはダウンロードしたものをそのまま載せていたので、結構開くのが遅かったりしました。
なので、ダウンロードした画像をそのまま載せるのではなく、圧縮ツールを使ってサイズを小さくしたうえで画像を使用します。
画像の圧縮方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、ご覧ください。
→【サイト高速化】画像を圧縮してサイトスピードをアップする方法
Googleアドセンス審査に関するよくある質問(Q&A)
Googleアドセンス審査でよくある質問(Q&A)をまとめました。
①:アドセンスアカウントを変えれば合格できるの?
②:審査に不合格だったら、必ず2週間待たなければならないの?
③:プライバシーポリシーはコピペでもOKなの?
④:記事数は、どのくらいが目安なの?
⑤:審査中は、記事を更新しない方が良い?
①:アドセンスアカウントを変えれば合格できるの?
結論から言うと、受かりません。
Googleアドセンスのポリシーでも、以下のように記載されています。
AdSense のポリシーでは、アカウントはサイト運営者様 1 人につき 1 つのみ許可されます。
実は以前、僕はそのことを知らずに「アドセンスアカウントを変えて申請するば、合格できるのでは?」と考えて2つ目のアカウントを作成しました。
その結果、以下のようなメールが送られてきます。
アカウントを変えたからといって受かるわけではないこと、むしろ違反なのでみなさんはやらないようにしましょう。
②:審査に不合格だったら、必ず2週間待たなければならないの?
全然、待つ必要はありません。
というのも僕の場合、24回目に不合格を受けた後に1日も置かず再度申請して、合格しています。
なので、別に2週間待つ必要はありません。
しかし、特に記事をリライトせずに申請に出したりと、不合格の原因を考えずにむやみやたらに申請するのはNGです。
③:プライバシーポリシーはコピペでもOKなの?
はい、全然OKです。
僕のプライバシーポリシーページは、以下の記事を参考にしています。というかほぼコピペしていますが、問題なく合格できました。
④:記事数と文字数は、どのくらいが目安なの?
僕の見解としては、10記事以上・平均文字数2000~3000文字以上が目安です。
ただこれは、人によって異なると思うので注意が必要なポイントであります。
僕の体験談として合格する前に5記事・平均文字数2000~3000文字で審査に申請したのですが、「価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分)」と不合格になっています。
そのため今度は記事数を10以上にして増やしたところ、見事に合格。
よくネットでは、「最低20記事じゃないと合格できない」や「文字数は1000文字以上ならばOK」、「5記事でも受かる」という情報がありますが、
最低10記事以上で文字数も平均3000文字以上あれば、合格する可能性が高いと思います。
⑤:審査中は、記事を更新しない方が良い?
個人的には、更新した方が良いと思います。
自分の場合は25回目の審査期間中は、普通に記事を更新していて合格しています。
ただこの点に関してはあまり気にすることはないと思うので、普段通りの更新ペースで変わらずにやっていけばよいと思います。
おまけ:僕がGoogleアドセンス審査で参考になったブログ記事
僕がGoogleアドセンス審査で参考になった記事を紹介します。
個人的に参考になったのが、月20〜30万PVで売上は月300万円ほどをブログで稼いでいるTsuzuki Blogさんで書かれた以下の記事。
→Googleアドセンス審査に通過する方法【10のチェックリスト付き】
アドセンス審査の登録方法や、審査に合格するためのポイントを分かりやすく解説しています。
最後に:Googleアドセンス審査に何度も不合格になっている方へ
今回は、Googleアドセンス審査に合格した当時のブログ状況やポイントを解説していきました。
アドセンス審査は、一昔前と比べて格段に難易度が向上しており、合格するのは難しくなっています。
それに不合格になってもGoogleがその原因詳しく教えてくれないので、「どこを直せば合格できるの?」と悩んで精神的に辛くなる人もいるでしょう。
僕自身、24回も不合格になって先が見えない不安と押しつぶされそうな苦しい思いを何度もしました。
ですがそれでも諦めずに「いつか受かる」と走り続けた結果、25回目にしてようやっと合格できました。その時は冒頭に書いた通り、超うれしかったです。
不合格になってもブログを改善しチャレンジし続けていけば、必ずいつか受かります。
なので進むスピードはゆっくりでも良いので焦らず、着実に頑張っていきましょう。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。