
本記事を書いている筆者について
この記事を書いているKikuchiは、令和元年10月に通っていた岩手大学理工学部を入学から1年半で中退し、放送大学へ編入しました。
現在は、生活と福祉コースに所属し学士修得を目指して勉強しながら、ブログを書いています。
今回は、自転車(ママチャリ)で岩手県の盛岡駅から花巻駅までの約40kmの道のりを走ってみました。
実は僕、以前通っていた岩手大学のある盛岡市から地元花巻市まで、自転車を漕いでいったらどれくらいの時間がかかるのか興味を持っていました。
ですが、以下の理由でなかなかこの企画が行われていませんでした。
①:大学を中退して以降、そもそも岩手大学(放送大学)に行く機会が減ったから
→通信制大学なので、大学に通わずとも自分で学習を進められる。
②:新型コロナで放送大学の面接授業や単位認定試験が中止
→自宅開催に切り替わり、唯一の大学に通う機会が失う。
③:大学に通っていた当時に使用していた自転車がパンクして、そのまま放置
→大学を中退する頃にはすでにパンクしていて、修理せず1年間放置していました。

それで半年たった今、GoToキャンペーンも始まり、岩手県の新型コロナ感染状況も落ち着いていたので、今回この機会に温めていた企画を決行するに至ったわけです。
僕はそして大学に1年間以上放置し、前輪がパンクした自転車と運命の再会を果たしました。
「放置してごめん。今すぐ、直すからな…」ということで、近くの自転車にパンク修理を依頼。
パンク修理は、チューブ交換しないといけなかったために約2000円かかりました。

パンク防止剤を入れていたので、パッチで穴がふさげずチューブごと交換しないとダメらしいです。

何はともあれ、パンク修理した自転車は完全復活しました。

前置きが長くなりましたが、盛岡~花巻までの走行中の記録を語っていきたいと思います。
12時頃に盛岡駅を出発

今回、自転車で走るコースをグーグルマップで示します。
コースによって距離は異なりますが、だいたい36km~37kmくらいでしょう。
ちなみに盛岡駅から花巻駅まで自動車や鉄道を利用した場合は、30分~50分くらいかかり、歩く場合だと7時間半かかるそうです。
若干、今日中に本当に自宅まで到着できるか不安を感じましたが、
「もしもの時は、最寄駅から自転車を置いて電車で帰る」ということを心の支え(保険)として、11時50分に盛岡駅をスタートしました。

盛岡西バイパスを通って4号線へ

盛岡駅を出発し盛南大橋を渡って15分くらい走ると、盛岡西バイパスの本宮交差点に到着しました。
基本的にグーグルマップで示している通り、自転車を走らせていく感じです。
盛岡西バイパスの周りには、車屋さんや家電量販店、スーパーマーケットや飲食店などがズラッと連なっています。
「盛岡もだいぶ発展したいな~」なんてことをしみじみ感じつつ、交差点から自転車を走らせること20分。
バイパスの終点である南口側の交差点に到着しました。


ここからはグーグルマップと異なり、交差点を左に曲がり4号線を通って花巻まで南下していきます。
※少し走る距離は長くなりますが、歩道が整備されていて安全なので4号線のルートを選択しました。
スタートから1時間で矢巾町に到着

盛岡西バイパスの南口側交差点を左折し、およそ10分。
4号線とぶつかる盛岡南インターチェンジ入口の交差点に到着しました。
画像にはうつっていませんが、写真を撮りながらドラックストアの交差点でコンビニで買ったおにぎりを一口、唐揚げを1つ食べています。

2分くらいで1回目の燃料補給を終え、4号線を走りだします。
自動車の交通量は相変わらず多いですが、歩道がしっかりと整備されているので安心。
盛岡南IC入口の交差点から約20分、ついに1つ目の盛岡市を抜け出し、矢巾町に突入です。


矢巾町に入って20分くらい走り、歩道橋の下で燃料休憩をしました。
ふっと北西の方向を見ると、去年できたばかりの岩手医科大学の病院が。


身体に違和感が出始める

2度目の燃料補給を5分ちょっとで済ませ、自転車を漕ぐこと約20分。
ついに矢巾町を脱出し2つ目の町、紫波町に入りました。スタートから1時間40分、距離に16kmくらいをここまで制覇したことになります。

時間的には花巻まで夕暮れ前に余裕で到着できると感じていましたが、ここで身体に疲労の色が見えます。
左の太ももが筋肉痛のようになり、背中のハリが目立ってきたのです。

身体に痛みを感じつつも、やる気を糧に自転車をとにかく走り進めていきます。

ついにゴール地点のある花巻へ

紫波中央駅前の交差点から約30分、自転車を走らせるとついに花巻市に突入しました。
ここまでかかった時間は2時間ちょうど。スマホの時計を見ると、午後2時を指していました。

時間があるので、道の駅「石鳥谷」でトイレ休憩。

ちなみに、石鳥谷町は日本三大杜氏の一つである南部杜氏が発祥の地。
この道の駅石鳥谷にも、南部杜氏の歴史や様子を知れる「南部杜氏伝承館」があるのですが、ただいまリニューアル工事中。

道の駅には地元の農産物やお酒、加工品が買える産直がありますが、特に用もなかったので寄らず。
トイレ休憩と写真撮影をしてすぐに出発しました。

狭い歩道を走りながら、花巻駅を目指します。途中「逆ヒバ」を横目に、疲れた足を動かしながら自転車をとにかく漕ぐのみ。

時間に余裕がまだあるので、4号線から少し脱線して花巻空港へ。

ちょうど、カラフルな紫色をした飛行機が止まっていました。FDAの飛行機はどの機体もカラフルで、個人的に面白いと思っています。

空港を通り過ぎて、4号線へ一旦合流し、県道298号線で花巻市の中心街に突入していきます。


もうゴールまであと少し。
サライやZARDの「負けないで」を脳内で再生しながら(嘘)10分くらい自転車を走らせると、ついに「花巻駅」の3文字が。

ここまでくれば、もうゴールはすぐそこ。
最後にある辛い坂を上り終えて、ついに花巻駅に到着しました。


盛岡~花巻を自転車で走り終えての感想

疲れはしましたが、案外すんなりと行けたなと感じました。

4号線を通ったので、あんまり起伏がなく走りやすかったのも要因の一つなのではないでしょうか?
とにかく、事故もケガもなくゴール地点にたどり着けて安心しましたし、普段は自動車で通る道を自転車で走ってみてなんか新鮮な感じがしました。
意外とこの企画、楽しかったので次回はルートを変えて挑戦しようかなと思います。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。